ちょっとした話題です。

1 注射の話 2002.4.1
2 ひきつけたとき 2002.6.10
3 狭心症 2002.7.7
4 睡眠時無呼吸症候群 2003.6.25
5 動脈硬化 2003.10.18
6 心源性脳塞栓症 2004.4.10
7 睡眠時間 2004.10.7
8 前立腺癌 2005.6.5

ご挨拶

西田医院は今年満50歳になりました!!(2002年2月28日)

 当院は1952年に開設され、今では国立市で一番古いクリニックです。
 今年は創立50周年の記念すべき年となりました。
 
 私の父が1986年に記したものがありましたので、引用しておきます(↓)。
 この文章は、以前『医心人心』という院内報を毎月発行していて、その創刊号に書かれたものです↓。
 このころはもちろんインターネットは無く、患者さんたちとのコミュニケーションをはかるため、
 毎月私がワープロで原稿を書き、コピーして皆さんに配っていました。
 今想えば、隔世の感があります。     


医心人心  創刊号 昭和61年5月26日

創刊のあいさつ

 世はまさに健康ブーム。世の中は成人病や健康に関する記事があふれています。
現代の情報社会の中では正しい知識と理解が必要です。
そこで当院では毎月一回、手作りの院内報を発行し、患者さんと当診療所の
パイプの一つにして、心の通い合う医療を目指したいと思います。
最近のトピックス、まめ知識、健康に暮らすための一口メモ、種々の案内など、
またみんなの広場をもうけ、 皆様から寄稿された俳句やニュースなど何でも
のせていきたいと思います。 (西田研治)

開業34周年を迎えて

 昭和27年4月28日(講和記念日)、立川保健所に行き、5月5日付けの開設届けを済ませ、
5月17日から診療を始めました。
患者さんも一人二人と増え、やがて間借りも終わり、その年の8月には、
この地所が坪2000円で入手できました。
28年の元旦には1日6件の往診がありました。
まもなく中古のスクーターを買い、舗装道路の全くない国立町内だけでなく、
随分広い範囲を往診したものです。
しかし雨の日は役に立たず、ぬかるみを長靴で歩くだけでした。
スクーターではよくころび、特に砂利道は危険だということをいやというほど知りました。
昭和30年にはダットサンの古い箱型のクラッシックカーを入手、先輩の先生をびっくりさせました。
その後まもなく『ルノー』の古いのに乗り換えるころには、国立町内の開業医も増え始め、
今では60人、古いほうからでは2番目になりました。これも患者さん一人一人のお陰です。
誰でも、何時でも、何処でも、健康第一だと思います。
毎日を大切に、『いばるな、くさるな、あせるな、ゆるむな』をモットーにして、
よりよい健康管理と診療をと願っています。 (故 西田二郎)